二級建築士を取ったり、某瑕疵保険会社の検査員になったり、だんだんとフリーランスっぽい生活になりつつあります。
『一人前』はまだ蜃気楼のように遠くに霞んでますが、まあ昔に比べれば、心臓はドキドキしなくなりました。
中性としての自分らしい暮らしは、死、またはシンギュラリティ後に先送り。
結局、今生では、本当に自分らしい生活というのは得られないものなのだと思う。
彼氏ともども飢えずにやっていけそうだ、というだけで、まあ十分かな。
それでも私はやはり、向こう側があると信じていたい。
誰かにとって一握りの人間にはなりたくないけど、自分にとってたった一人の自分でいたいと思う。